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コーディングエージェントの作業中、自分は何をする?

エージェントを使ったコーディングで変わるのは、コードの書き方だけではありません。自分の時間の使い方も変わります。仕事を渡してエージェントが動き始めると、今度は自分が判断する番です。ここで待つか、それとも別のことをする時間にできるか。

あと20分かかるとわかれば、別のテーマに取りかかれます。30秒後に入力が必要なら、おそらくその場にいます。困るのは、今どちらの状況なのかわからないことです。

待つことも、仕事のうち

エージェントの作業中には、独特の待ち時間が生まれます。変更をすべて自分で入力しなくてよくなっても、自由になったとは限りません。承認や要件の確認、結果のレビューが必要かもしれないからです。

ログを眺めていると、仕事をしている気になります。でも、進捗の表示を読んでいるだけで、何も進めていないこともあります。一方で離席すると、エージェントが質問にたどり着き、こちらが別のことをしている間ずっと待っているかもしれません。

つまり注意の配分が問題になります。自分がエージェントを待つか、エージェントが自分を待つか、という状況に陥りがちです。

別のことを始めるだけの時間はある?

空き時間の使い道は、長さによって違います。短い休止なら簡単な事務作業、長く中断されないなら別の技術課題に取り組めます。ただ、後者には切り替えのコストがあります。背景を思い出し、前回どこで止めたかを確認して、ようやく作業に入れます。

その矢先に最初のエージェントが終わったら、また判断が必要です。新しい作業を中断して勢いを失うか、完成した結果を待たせるか。別のエージェントを起動しても、この選択はなくなりません。同時にレビューすべき結果が増えるだけのこともあります。

本当に知りたいのは「コードはいつできる?」だけではなく、「このタスクが次に自分を必要とするまで、どのくらい別のことができそうか?」です。

スピナーでは予定を立てられない

「作業中」なら何かが動いているとはわかります。でも、調査中なのか、変更中なのか、検証中なのか、外部の処理待ちなのかはわかりません。

それぞれで取るべき行動は違います。初期調査では要件の不足が見つかるかもしれず、テスト中なら比較的見通しが立つかもしれません。許可の要求には今すぐ対応が必要です。修正が完成してもレビューは残っており、その時間が自動的に自由になるわけではありません。

区別できなければ、ブラックボックスを相手に予定を立てることになります。頻繁に確認しすぎるか、戻るのが遅すぎるかになってしまいます。

ETAに本当に表示してほしいこと

未来がわかるふりをしたカウントダウンは要りません。次の予定を決めるのに足りる情報が欲しいのです。

  • エージェントは今どの段階にいる?
  • 今、自分が必要? それとも自力で続けられる?
  • 次に注意が必要になるまで、短そう? 長そう?
  • 見積もりはどれくらい不確かで、何か変化はあった?

たとえば「検証中 · 目安は数分 · 入力不要」とあれば、スピナーより役に立ちます。これはUIの説明例であり、実測した予測や既存機能の説明ではありません。

完了までの見込みと、次の割り込みまでの見込みも分けてほしいところです。全体では時間のかかるタスクでも、すぐに判断を求められることはあります。

約束ではなく、予定を立てるために

最初の見積もりは不確かです。範囲が変わる、検証に失敗する、外部サービスが予想以上に遅い。そうした変化を認める方が、黙って期限切れになるカウントダウンより有用です。

最初の改善は小さくて構いません。「自力で作業中」と「あなたを待っています」をはっきり分ける。次に、根拠があるところだけおおまかな時間帯を示し、実績と比べてから、より大きな予定に使うようにします。

目的は、使える時間に合った作業を選べるようにすることです。エージェントのそばにいるときもあれば、短い用事を済ませるときもあり、別のテーマを進められるときもあります。

エージェントは、自分が別のことをしている間も実装を進められます。その利点を生かすには、いつ離れ、いつ戻り、引き継ぎにどの程度の注意が必要かを知ることも大切です。

実践編はこちら: 正直なETA表示を作る.