ダンベルトレーニングの進歩を記録できるアプリを、何カ月も探していました。高いもの、広告が多いもの、欲しい機能がないもの。結局、手に取ったのはノートでした。
ノートで、ちゃんと記録できた
種目、重量、回数。残したい情報はシンプルでした。手書きで記録を始めると、広告に邪魔されることも、誰かが考えたアプリの使い方に合わせる必要もありませんでした。
でも記録がたまるにつれ、1回ごとの内容以上のことが知りたくなりました。時間とともにどう変わったのか。履歴はありましたが、手書きのページに分かれていました。
それなら、自分で作れば?
そこが転機でした。ぴったりのアプリを探し続ける代わりに、必要なものだけ自分で作ってみようと思ったのです。
始めるためのOpenAIサブスクリプション、MacBook、Codexは、もう手元にありました。必要なことを言葉にして、Codexと一緒にアプリにする。名前は Kraftwerk.
出発点は小さく実用的な問いでした。種目を終えたら何を入力したいか。後で振り返ったとき、何を知りたいか。
履歴は、すでに紙の上にあった
アプリを作るからといって、ゼロから始め直したいわけではありません。何カ月もの手書き記録も、その一部です。
ノートを撮影し、写真を取り込み、Codexにトレーニングデータを読み取ってもらいました。紙の記録は置き去りのアーカイブではなく、デジタル履歴の出発点になりました。
それまで記録にかけてきた手間を、新しいアプリでも生かせたこと。私にとって、このプロジェクトで特によかった点のひとつです。

セッションを記録し、進歩を見る。
Kraftwerkでは種目を選び、セットごとの重量と回数を入力します。保存したセッションは履歴になり、トレーニング量とその変化をグラフで確認できます。
以下は、実際の入力画面と、記録済みデータの推移です。アプリ自体は非公開。このサイトのKraftwerkページでは、一部の結果を閲覧専用で公開しています。
セットの記録から、傾向の把握へ


自分の困りごとが、ソフトウェア開発になった
自分の日課に合う製品を探していたはずが、その日課がアプリの要件になりました。
そこが、このプロジェクトの好きなところです。パソコンを離れて行うことと、ソフトウェアを作る楽しさがつながりました。Codexのおかげで、以前の手書き記録も含めて、実際に使えるものにできました。
ノートは、よい始まりでした。Kraftwerkは、その次の章です。
この記事は、私自身の開発体験です。開発と記事の準備にはCodexの支援を使いましたが、経験もプロジェクトも私自身のものです。


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